水のコラム

キッチンの下水のような匂いの解消方法を知っておこう!

2021年12月05日  キッチンのお掃除

キッチンから下水のような悪臭がしたら、衛生面で気を遣う、小さいお子さんの居る主婦の方々は特に心配になるでしょう。しかし心配はありません。その悪臭の原因は簡単に断つことができます。今回はそんな悪臭の解消方法をご紹介していきます。

キッチンの悪臭の原因として考えられること

これらキッチンの悪臭の原因は衛生面に問題がある為に起こります。つまりは汚れです。では、どんなところが汚れているのでしょうか。それぞれを細かく見ていきましょう。

■排水口と排水管
まずは排水口と排水管です。これが一番厄介です。排水口には皆さんはゴミをキャッチする為のネットを張っていますよね。でもネットを張るだけでは残念ながら汚れは防ぎきれません。なぜなら油などの細かいゴミはネットを通り抜けてしまうのです。

そうやって排水口や排水管に溜まった油汚れたちから段々菌が繁殖してドロドロの頑固汚れに変貌していきます。そこから悪臭が発生していきます。想像するだけでも恐ろしいですよね。

■キッチンの油汚れ
油汚れが付くのは排水口や排水管だけではありません。油は料理中にコンロや壁、換気扇などいたるところに飛び散っています。それら油に菌が繁殖してしまうと悪臭を発生させるようになります。

■生ゴミ
こちらは基本的な部分ですが生ゴミです。どこの生ゴミかと言うと概ねは三角コーナーの生ゴミです。洗い物をした後などはついつい忘れてしまいがちですが、放っておくと雑菌が繁殖して悪臭が発生してしまいます。雑菌にとっては水分も多いのでかなり繁殖しやすい環境と言えるでしょう。

■布巾やスポンジなどの雑菌
これは盲点かもしれませんが、洗い物をした後の布巾やスポンジなども悪臭を発生させる原因になっていることも少なくありません。洗い物の後、油汚れなどが付着したままになっていることがあり、そこに菌が繁殖してしまうのです。

キッチンの下水のような匂いの解消方法

ではキッチンの悪臭の原因が分かったところでさっそく掃除をしていきましょう。上で紹介した順に掃除方法を紹介していきます。

■排水口と排水管の汚れは?
排水口と排水管の汚れには専用のパイプクリーナーを使用します。こちらは強力なので使用方法をよく読んでから使用しましょう。うっかり他の洗剤などと混ぜてしまうと有毒ガスを発生させる可能性があります。

それでも臭いや汚れが取れない場合は無理せず、専門業者に依頼してみることにしましょう。

■キッチンの油汚れは?
キッチンの油汚れは重曹・炭酸ソーダを使いましょう。重曹は100均などでも霧吹き状のものが売られています。コンロの周りやシンクの下のよごれも落としておきましょう。壁は特に念入りに掃除をしましょう。

後は換気扇ですが、油汚れが固まっていることがあるので、その場合は重曹入りぬるま湯にしばらくつけてから掃除すると上手く汚れが落ちるようになります。

■生ゴミはどうする?
生ごみはすぐに処分するように心がけましょう。出た生ごみはビニール袋に入れ上から重曹をかけ、縛っておくことで臭いの発生を防ぐことができます。生ゴミを入れておく場所を作っておくと便利です。

■布巾やスポンジはどうすればいい?
布巾はすぐに換えと取り替えるように心がけましょう。1日に1回ほどが目安です。スポンジはこまめに換えるのも良いですが、洗った後に泡立てて置いておくという手があります。そうすることで雑菌の繁殖を防ぐことができます。

キッチンに悪臭を発生させないためには?

下水の臭いが解消されたら、あとは予防していくだけです。これにより汚れの発生、臭いの発生を予防します。ここでは悪臭を発生させないための予防方法を2点説明していきます。

■予防グッズを用いる
こちらはいたってシンプルです。ホームセンターやドラッグストアで売られている予防グッズを使うことです。具体的にはプラズマクラスターに代表されるようなイオン発生機、キッチンハイター・パイプクリーナーなどの排水口消毒剤、ファブリーズなどの置き型消臭剤などが挙げられます。イオン発生機は大気の消臭・除菌を行ってくれます。排水口消毒剤は悪臭の発生を予防してくれます。置き型消臭剤は悪臭を和らげてくれます。

しかし、ここで一つ注意点です。これらの予防グッズはいずれも臭いの元を完全に断ってくれるもので十分に下水の汚れを落としていない状態でこれらの予防グッズを使っても根本的な解決にはなりません。衛生的な面を本気で気をつけたいなら、これらの予防グッズはあくまで予防用とし掃除の後に使用するようにしましょう。

■約50℃のお湯を流す
基本的には上述したようなパイプクリーナーを使うのが良いですが、もっと単純な予防方法として50℃のお湯を流すという方法があります。

汚れは熱に弱いです。とくに排水ホースや排水口に溜まっているような油汚れは冷えて固まっているため、ドロドロのキツイ頑固汚れになっているのです。つまり温めれば固まっていた汚れも緩くなり剥がれ落ちやすくなる、というわけです。

しかし単純に熱いお湯を流せば良いのではありません。温度は50℃のものを流します。というのも、汚れと同じく排水管も熱に弱いのです。排水管の素材は塩化ビニルでできており、耐熱温度は60~70℃です。

さらに、つなぎ目部分は耐熱温度が45℃程度です。熱すぎるお湯は逆に排水管を痛めてしまう原因にもなるため、温度は50℃で流すようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。キッチンの悪臭は日々の掃除で簡単に取り除くことができます。大切な家族の為にも、キッチンの掃除を心がけ健康な毎日を送りましょう。

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