水のコラム

台所のつまりの主な原因とは?具体的な直し方を知ろう!

2021年12月25日  キッチンのメンテナンス


台所は毎日使う場所ですし、つまると洗い物も料理もできなくなるので厄介ですよね。

そこで今回は、台所のつまりの主な原因や対処法についてまとめていきます。台所のつまりで悩まされている方は、ぜひ参考にしてみてください。

台所のつまりの主な原因

台所は毎日使う場所です。それなのにシンクが使うと家事がスムーズにできなくなるので、時間も手間も倍以上にかかってしまいます。

台所が詰まる原因は大きく分けて3つ。食品カスや洗剤カス、つまようじやスポンジなどの固形物ですね。

とくに厄介なのが油汚れです。フライパンで料理した後の油をそのまま台所に流していませんか?液体だから大丈夫だろうと思っていても、油をそのまま流すとつまりの原因となります。

油には冷えると固まる性質を持っており、排水溝の中でぬめり汚れとして付着してしまうのです。揚げ物などを使った油だけではなく、料理で少量使用しただけの油もそのまま流すのはNG。塵も積もれば山となるので、毎日少量の油を流し続けることで詰まりを引き起こしてしまうでしょう。

また、食品カスも大きな原因の1つです。三角コーナーに残った食品や野菜カスなどを捨てているとしても、隙間から小さなゴミが排水溝に流れてしまいます。

小さな塵だったとしても積もり積もれば大きな塊になってしまうもの。食品カスの塊に油が流されることでより強固なものになり、つまりの原因となってしまうのです。

3つ目は、つまようじやスポンジなどの固形物です。排水口にそのままつまようじやスポンジなどを流すのは稀なケースではありますが、ふとしたときに落としてしまう場合があります。

洗剤やトイレットペーパーなどの水に溶けるものとは違い、固形物はそのまま残ってしまいます。当たり前ではありますが、固形物が残ってしまうと排水溝は詰まってしまいます。

台所のつまり解消法

台所は毎日使う場所だからこそ、排水溝が詰まるといろいろな面で支障が出てきます。洗い物も料理もできなくなるので、面倒な手間が増えてしまいますよね。

次に台所の詰まりを解消する方法をご紹介します。家にあるものでも簡単に解消できる方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
■タオルとお湯を使う
タオルとバケツはどの家庭にも大抵あるものですよね。その2つを使うことでも軽いつまりなら解消できますよ。

まずは排水溝の蓋、ゴミ受け、排水トラップをすべて取り外します。

次に排水管の穴の中に雑巾や使い古したタオルを入れ込みます。タオルを入れ込む時にタオルや雑巾が排水管につまらないよう、端っこをつまめるようにしておきましょう。

続いて、お湯をシンクの半分以上溜めていきます。お湯がたまったら排水管に入れていたタオルを勢いよく引っ張ります。すると溜まった水が一気に排水溝に流れ、水圧によって汚れが削り取られます。簡単にできる方法なので、まずは試してみてください。

お湯はできるだけ熱めの温度が適していますが、60度以上のお湯を流すと排水管を変形させたり傷つけたりする可能性があるので、温度調節には注意しましょう。
■ラバーカップを使う
ラバーカップはトイレ詰まりで使用するイメージが強いですよね。しかし、台所の排水溝詰まりにも大活躍してくれるので、1つ持っておくとよいですよ。ラバーカップを使う際は排水口の蓋と排水トラップを外してから使用しましょう。

排水溝が見える状態になったらラバーカップを当て、隙間がない状態にします。次に水を流し、カップよりも水面が高くなったらゆっくりとカップを下に押し付け、体重をかけながら引っ張り上げましょう。トイレの詰まりが解消されるのと同じ原理で、改善される可能性があります。

詰まりが解消されるまで複数回繰り返します。ただし、ラバーカップは意外に力が必要なので、女性や高齢の方には大きな負担となる場合も。その場合は真空式パイプクリーナーを使うとよいでしょう。仕組みは同じなのですが少ない力で詰まりが解消されるので、女性や高齢の方におすすめです。
■パイプクリーナーを使う
まずは排水口の蓋とゴミ受け、排水トラップをすべて取り外します。排水管が見える状態になったら、パイプクリーナーを説明書に記載されている量だけ流しこんでください。

注いだ後は、説明書やパイプクリーナーに記載されている時間だけ放置します。基本的には30分~1時間程度に設定している商品が多いですね。

時間が経過したら、お湯を流します。問題なくお湯が流れる状態になったら、先程とは逆の手順で排水溝をもとに戻していきましょう。パイプクリーナーはホームセンターやドラッグストアなどでも販売されているので、手軽に手に入りますよ。
■ワイヤーブラシを使う
ワイヤーブラシはホームセンターなどでも購入できるアイテムです。先端に汚れをかきだせる金具などが付いており、回転させたり上下させたりすると詰まりを解消できます。

ワイヤーブラシを使う際もまずは排水口の蓋や排水トラップ、ゴミ受けをすべて外しましょう。排水管が見えるようになったらワイヤーブラシを入れ込み、詰まっている部分に当たるまで奥に入れます。

詰まりの部分に当たったらブラシを回転させたり、上下させたりして汚れを削っていきましょう。何度か繰り返し、水の通り道ができたらお湯を流して汚れを洗い落としていきます。

慣れないうちはワイヤーブラシを使いこなすのが難しいかもしれません。また、水道の形状によってはワイヤーブラシが向いていない場合もあります。とくに蛇腹の形状をしている排水管の場合は逆にワイヤーが破損の原因となる可能性もあるので、おすすめはできません。
■重曹とクエン酸を使う
こちらの方法は油詰まりに効果的です。やり方はいたって簡単なので、ぜひ参考にしてください。

排水口に重曹を撒き、その半分の量のクエン酸を重曹にふりかけて30分程度放置するだけです。クエン酸がない場合は、お酢でも対応できるので安心してくださいね。

30分放置したら後はお湯で洗い流すだけです。これだけで排水溝の中のぬめり汚れが落ちやすくなるので、詰まりも解消されるでしょう。

台所のつまりを起きにくくする対策

最後に台所を詰まりにくくする対策方法についてまとめていきます。

1つ目は「排水口にゴミを捨てない」です。料理中やお米をといでいる時などに、排水口についゴミやお米が流れていく場合があるでしょう。

固形物は下流に流れていかない仕組みとなっていますが、小さなカスが溜まれば溜まるほど排水口は大変な状態になっていきます。排水口にはゴミ受けをセットして、排水溝の中に流れていかないようにしておきましょう。

また、ホームセンターやドラッグストアなどで販売されているネットを使用するとゴミが排水溝に流れるのを防いでくれますよ。

2つ目は「油をそのまま流さない」です。上記でもお伝えしましたが、台所が詰まる大きな原因として挙げられるのが油汚れです。油を使用した後はキッチンペーパーや吸水シートなどで吸い取ってから洗うようにしましょう。

まとめ

今回は台所が詰まる原因や対処法などについてまとめていきました。

排水溝が詰まるとスムーズに家事が進まなくなりますし、余計な手間も増えてしまいます。まずは排水溝がつまらないように、食材のカスや油をそのまま流さないことが重要なポイントです。

気づかないうちに排水溝にゴミが溜まっているというのであれば、ぜひネットを使用してみてください。排水口のゴミ受けにネットをかぶせることで小さな食品カスもブロックできるので、排水溝がつまらないように活躍してくれるでしょう。ネットはホームセンターなどで安く手に入るので、ぜひ試してみてくださいね。

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