水のコラム

トイレレバーが戻らない!原因と直す方法

2019年08月30日  トイレ


トイレは日常生活に欠かせないものです。頻繁に使うからこそ故障も少なくありません。故障した際にどう対応すれば良いのかあらかじめ理解しておくだけでも、万が一の時に慌てずに済むでしょう。今回は、トイレのレバーが戻らなくなった原因と、その修理方法についてご紹介します。

トイレの水が流れる仕組み

まずは、トイレの水が流れる仕組みと、それを支える各部品についてご説明します。

・各部名称
トイレを構成するのは、主に便器とタンクです。複雑な作りに見えるトイレですが、このふたつがうまく連動することで排水の仕組みができあがります。

便器は、水を溜めておくことで汚れが付着するのを防ぐ「水たまり」、実際に水が流れる「排水路」、清潔な便器を維持するために不可欠な「せき」などが、それぞれの役割を果たすことで機能します。

また、タンクは水位の測定と給水の基準となる「ボールタップ」、タンクから水があふれ出すのを防ぐ「オーバーフロー菅」、タンクの底にある「フロート弁」、タンクに水を供給する「止水栓」などの部品が結び付いて排水・給水を完了させています。

・レバーを回してから水が流れるまで
レバーを回すと、鎖でつながるフロート弁が持ち上がり、せき止められていたタンク内の水が配管を通って便器内に流れます。これで便器内の洗浄は完了です。水たまりとせきによって便器内も清潔に保たれます。

しかし、このままでは1回の洗浄でタンク内の水がなくなってしまいかねません。そのため、レバーを回してタンク内の水位が下がるのと同時にボールタップも下がり、一定の水位以下になると、止水弁が開いてタンク内に水の供給がはじまります。ボールタップが上昇し、元の水位に戻ったところで自然と止水弁が閉じて給水は終了です。給水が終わるとフロート弁が配管をふさぎ、回したレバーが元の位置に戻ります。

このように、タンク内で排水と給水を同時に行うことで、快適なトイレ環境を維持できるのです。

主な原因はレバーの劣化

レバーを回しても元の位置に戻らない場合、レバーもしくはレバー周辺部位の劣化である可能性が大です。ここでは、レバーが戻らない場合に考えられる3つの原因をご紹介します。

・レバー本体の劣化
レバーを回しても戻らなくなった場合、真っ先にレバー本体の劣化を疑いましょう。レバー本体がさびている、あるいは汚れている場合は、それが原因で回りづらくなっているのかもしれません。汚れを落としても復旧しない場合は、新しいレバーに交換するのが賢明です。

また、レバーの軸が同様に汚れていると回転を妨げます。本体だけではなく、レバーの軸も確認しましょう。

・レバーとフロート弁をつなぐ鎖の劣化
レバーとフロート弁は鎖でつながっています。レバーを回すことでフロート弁を鎖と一緒に持ち上げるのですが、鎖がさびている・壊れている・フロート弁から外れているなどの不具合があると、レバーが空回りする原因となります。

考えられる原因の中ではもっとも多いものなので、レバーが戻らない場合はタンクの蓋を開け、レバーとフロート弁が鎖でしっかりとつながっているか確認しましょう。

・フロート弁の劣化
レバーや周辺部位に原因が見られない場合、フロート弁自体に問題がないか確認しましょう。フロート弁はオーバーフロー管につながっていますが、フロート弁の劣化によって接続が甘くなっている可能性もあります。

レバーの修理方法

レバーが元に戻らないと、水が流れ続けてあふれてしまう可能性があります。また、排水と給水がうまくできないので、排泄物を流すこともできません。それを防ぐためには、レバーを交換する必要があります。自分で交換する場合と業者に交換を依頼する場合の手順をご紹介します。

・自分でレバーを交換する場合
作業の前に、新しいレバー・ドライバー・レンチをそろえることが必要です。まず、作業中に水があふれ出さないように止水栓をドライバーで閉めておきます。

各部品を取り外す前に、タンク内の水をあらかじめ抜いておきましょう。このステップを踏むことで、作業のしやすさを確保できます。水を抜いた後、レバーとフロート弁をつなぐ鎖を外します。レンチでレバーを固定しているナットを外したら、次は新しいレバーの装着に取りかかります。取り付け方の要領は、外し方の反対の手順で行うこと。最後は、止水栓を開けて実際に水を流し、レバーが戻っていることと、タンク内に水が溜まっていることを確認して作業完了です。

レバーのメーカーによっては、取り付け方法が異なる可能性があります。その場合は業者に問い合わせるのが無難です。

・業者に交換を依頼する場合
レバーの交換は、専門業者に依頼するのもおすすめです。専門業者であれば、安全かつ迅速に解決できます。

修理費用は作業量によって変化します。調整作業だけなら数千円で済むこともありますが、部品の交換も行うと追加で費用が必要です。事前に見積りを出してもらうようにしてください。

自分での交換作業は不安だという方、あるいは自力で何とかしようと思ったけど無理だった場合は、遠慮せず業者依頼に切り替えましょう。弊社でも、トイレレバーの修理・交換は対応可能です。

まとめ

トイレのレバーが戻らなくなった場合、原因の究明さえできれば自分での交換もそれほど難しくないでしょう。ただ、部品や工具を準備するのが大変だと感じる方も多いかもしれません。少しでも悩んだ場合は業者への依頼をおすすめします。

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