水のコラム

蛇口から異音が!「キーン」と音がしたら要注意

2020年07月29日  蛇口のトラブル

水道を使ったとき、異音が聞こえると気になるでしょう。すべての異音を心配する必要はありませんが、「キーン」と音がしたら要注意です。この場合、異音の原因によっては早めの対処が必要かもしれません。そこで今回は、よく聞こえる異音の種類や「キーン」と鳴る原因をご紹介し、原因ごとの対処法などを解説いたします。

蛇口から水を出すと「キーン」と鳴る原因

水道を使っていると蛇口からさまざまな音が聞こえますが、「キーン」と異音がしたら主な原因は水圧の高さと部品の劣化です。

・よく水道から聞こえる音
水道の使用時によく聞こえる音としては、「キーン」のほかに「ヴー」や「ドン」が挙げられます。

「ヴ―」は水道につながるホースの振動音である場合が多く、このケースなら蛇口の故障ではないのでとくに心配いりません。また水道を締めたときに聞こえる「ドン」は水道管内の圧力の変化が原因と考えられ、蛇口をゆっくり動かすと解消する場合があります。

・水圧が高く「キーン」と鳴る
水圧の高さが原因で「キーン」と鳴るトラブルは、蛇口のタイプが混合水栓のときによく起きる現象です。

通常、蛇口から出てくる水量が多くなるほど水道にかかる水圧も上昇します。それでも、水量が一定の範囲内であれば異音は発生しません。あまり水量を増やすと、過度に水圧が高くなり異音が発生することがあります。

・部品の劣化で「キーン」と鳴る
部品の劣化により「キーン」と鳴るトラブルがよく起きるのは、蛇口のタイプが単水栓のときです。

異音を引き起こす部品としては、蛇口内のコマパッキンが挙げられます。経年劣化で変形すると蛇口のなかにすき間が生まれ、すき間部分で振動したときに異音がすると考えられています。

水圧が高い場合の対処法

水圧が高い場合、蛇口の水量を減らし水圧を抑える対処が必要です。それだけで解決しなければ、逆止弁やストレーナーを清掃します。

・水量を減らして水圧を軽減
蛇口の水量は、止水栓の操作で調整できます。水量を減らすなら、止水栓を締めます。

止水栓のタイプは、おおまかにハンドル式、ドライバー式、内ネジ式の3種類です。ハンドル式はハンドル操作により、ドライバー式はマイナスドライバーでネジを回せば調整できます。内ネジ式もドライバーで動かせますが、樹脂タイプは破損しやすいのでドライバーより幅の広い道具を使ったほうが無難です。

いずれも右に回すと締まるので、使い勝手が悪くならない程度に水量を減らし水圧を下げましょう。

・逆止弁やストレーナーの清掃
水圧を調整しても問題が解決しないときには、蛇口の逆止弁やストレーナーを清掃してゴミを取り除きます。

シングルレバー水栓の場合、蛇口の耐熱キャップ部分にあるストレーナー付き袋ナットを清掃します。指で部品を右に回して外し、袋ナットをひっくり返して詰まったゴミを洗い流してください。

しつこい汚れは無理に落とすと部品を傷めるので、爪楊枝などを使いましょう。

蛇口の部品を交換する方法

蛇口のコマパッキンが劣化している場合、部品交換が不可欠です。

・事前準備
コマパッキンを交換するときには、あらかじめ新しい部品と工具類を用意します。新しい部品は、ホームセンターやネット通販で購入できます。購入時には、水道のサイズに合っているか確認してください。

工具類は、基本的にドライバーやモンキーレンチがあれば十分です。手元になければ、これらも交換品と一緒に入手しておくと面倒がありません。

・部品交換の手順
交換作業の前には、必ず止水栓を締めておきましょう。締め忘れると、作業中に水があふれて周りが水浸しになります。

部品交換は、最初にドライバーやモンキーレンチを使って蛇口のハンドル部分を分解します。蛇口内の部品も順々に取り外し、古いパッキンが姿を見せたら新品に交換します。最後に各部品を元に戻し、水を出しても音がしなければ作業完了です。

コマパッキンの劣化は放置しておくと水漏れを招くので、早めの対処が望まれます。

「キーン」と音がしたら専門業者へ

「キーン」と音がするとき、無理に対処すると被害の拡大を招きます。簡単に思える作業でも慣れていなければ、専門業者に連絡したほうが安心です。

止水栓による水圧調整や蛇口のパッキン交換は、手順を知っていると大して時間をかけずに対処できます。自分で作業すれば、お金の節約につながります。ただ無理すると、関係ない部品を破損するなど被害が拡大することもあるので注意してください。

作業に不慣れな場合には、遠慮なく専門業者に頼みましょう。きょうと水道職人では知識や経験のあるスタッフが業務を担当するので、安心してご連絡ください。

まとめ

水道から「キーン」と異音が聞こえる場合、水圧が高いかコマパッキンの劣化が主な原因です。これらの問題は、止水栓での水圧調整やパッキン交換により解決できるケースが多く見られます。自分で対処すれば出費を抑えられますが、無理は禁物です。手に負えないと感じたら、修繕作業は専門業者に任せましょう。

京都市や亀岡市で水道トラブルにお悩みであれば、きょうと水道職人にお問い合わせください。24時間年中無休で営業していますので、深夜に発生した突然のトラブルにも迅速に対応いたします。

公式LINEアカウント始めました!お友だち募集中
お電話一本ですぐに駆けつけます!

きょうと水道職人 0120-492-315

きょうと水道職人 0120-492-315