水のコラム

便器のつまり、どうすればいいの?急な水回りトラブルの原因別対処法

2021年02月25日  トイレのトラブル


変な異音、急なトイレの詰まり!すぐに解決できるのが一番ですが、なかなかうまく対処できないものです。ここではトイレの詰まりの原因別に、自宅でできる対処法をご紹介します。

トイレットペーパーなどの流せる紙類

一番多い原因は、トイレットペーパーなど水溶性の紙類です。流せるティッシュペーパーやトイレクリーナー、お掃除シートなど、通常使用で問題なくトイレに流せる紙類を使い過ぎて詰まってしまうケースが多くみられます。流せる紙類などの水溶性の紙が内部で引っかかっていると思われる場合は、まず40~60度ぐらいのお湯をゆっくり流してみましょう。詰まりが軽い場合はそれだけで解決します。

それでも流れない場合は、紙類以外にも排泄物などの汚れが固まっている可能性がありますので、トイレ用液体洗剤などの薬品、重曹やお酢を便器に入れ、しばらく待ってからお湯を入れてみましょう。

さらに「スッポン」と呼ばれるラバーカップを使うと、ほとんどの場合は詰まりが解消します。便器の排水口にしっかり押し当て、数回押したり引いたりすると、ゴボゴボと音がして水が流れていきます。その後ゆっくりとバケツで水を入れ、きちんとと流れるようであれば完了です。

また、あまり知られていませんが、スッポン・ラバーカップには、洋式と和式の2種類があります。一般的な形(底の出っ張りがない)が主に和式用、底が出っ張ったものが洋式用になりますので、ご家庭の便器に合ったスッポンを使用しましょう。

嘔吐物・吐しゃ物など

トイレで嘔吐した場合、嘔吐物などが詰まる可能性があります。まず消化しきっていない食べ残しのような大きめの固形物がある場合は、そのまま流してしまうと詰まりがひどくなりますので最初に取り除きましょう。

その後の対処法は、基本的にはトイレットペーパーと同じように水をゆっくり流してスッポンで詰まりを解消します。気を付けたいのは、嘔吐物はウイルスの感染症のリスクがあること。感染しないよう、マスクや手袋を着用し、便器から水や嘔吐物が飛び散らないようあらかじめビニールで覆いましょう。

そして最後に便器や床を消毒して、換気をきちんとして二次感染予防に努めましょう。

オムツ・生理用ナプキンなど吸水性のあるもの

赤ちゃんのオムツなど、吸水性のある紙類を流して詰まってしまった場合も、詰まりの原因になります。その他、おしり拭き・生理用ナプキン・ペットのペットシートなど吸水ポリマーが使用されているものは、水に溶けず膨張しますので排水路内部でつまると取り出すのは困難です。

ペットのトイレ砂でも、水を吸い込むと固まるタイプのものもつまりの原因となります。時間が経てば経つほど水を吸って膨張しますので、水やトイレ用洗剤などは使用せず、速やかに対処しましょう。

詰まっているものが見える状態であれば、ゴム手袋を着用し、そのままつかんでひっぱり出します。奥の方で詰まっているようであれば、ワイヤーブラシを使って取り除いてください。どちらにせよ、排水管の奥に押し込まないようにするのがポイントです。

おもちゃやプラスチックなど

子どものおもちゃや消臭剤のキャップなど、水を通さないプラスチックをうっかり流して詰まってしまった場合も、お湯や水を流してはいけません。プラスチックなどの水に溶けないものが原因の場合は、下手にお湯や水を流すと汚水の逆流の原因となります。この場合は、オムツと同じように最初から詰まっているものを引っぱり出すのがベストです。

奥の方にある場合はワイヤーブラシを使用し、原因となっている固形物を取り除くようにしましょう。排水路や排水管の途中で再度詰まる危険性がありますので、できれば詰まっている固形物はそのまま流さず回収することが望ましいです。

・スマホ・ハンカチ・ライターなど
意外と多いのが、「ポケットに入れた小物がトイレの際に便器に落ちてしまった!」というケース。特に多いのは、携帯電話やスマホ。次に、ハンカチやライターなど、毎日持ち歩く小物を落としてしまうことが多いようです。こちらもおもちゃやプラスチックなどと同様、慌てて水を流さず、まずラバーカップやワイヤーブラシで詰まっているものを取り除きましょう。

・どうしても詰まりが治らない!そんな時は?
上記の対処法を試しても詰まりが解消しない、または詰まっている原因を奥の方に押し込んでしまった!そんなときには、すぐ水回りの専門家に相談しましょう。排水口やその付近であれば自分で対処することはできますが、その奥の排水路・排水管の汚れや詰まりは取りきることはできません。最悪、排水管が破損している可能性もありますので、無理に自分でなんとかせずに専門家の業者さんに任せましょう。

賃貸や建物の構造によってはまず給水管を取り外してからの修理・交換になる場合もあり、トラブル状況や依頼内容によって見積もり金額が異なります。まずはお電話にてご相談ください。

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