水のコラム

トイレに異物を流すと排水管から水漏れが起きる!?対処法と併せて紹介!

2021年06月08日  トイレのトラブル

トイレを利用する際に、携帯電話を持ち込む人も多いのではないでしょうか。スマホの画面に夢中になり、うっかり携帯を便器の中に落としてしまうことも少なくありません。便器の中に異物を落としてしまうと、排水管に詰まりが発生したり、内部を破損してしまい、水漏れが起きる場合もあります。

そこで今回は、排水管に異物を流してしまった場合の対処法などについて紹介します。

トイレに異物を流した場合の対処法

トイレにスマホやガラケーなどの異物を流してしまった場合、まずは次の手順で異物を拾えるか試してみてください。

1.排水桝を遮る
トイレで水を流すと、排水管から建物の外の排水桝に水が流れ、そこから下水道へと流れていきます。そのため、異物が排水桝から下水道に流れてしまわないよう、排水桝に網などをかける必要があります。一般的に、排水桝は、建物の外にある小型のマンホール内部に設置されているため、場合によってはマンホールを開ける道具などが必要になることもあります。

2.止水栓を閉める
新たに水が流れこむと、異物がさらに奥へと流れ込んでしまう恐れがあるため、トイレの水をこれ以上流さないよう、止水栓を閉めましょう。止水栓は、タンク横の給水パイプに取り付けられている場合が多いので、すぐに水を止めることができます。止水栓によってはマイナスドライバーが必要になることもあるので、事前に用意しておきましょう。

3.手で異物を取る
止水栓を止めたら、便器の中に落とした異物を取り出せないか、手で探ってみましょう。目視できる位置に落下物がある場合は、ゴム手袋などを着用し、便器の中に手を入れて取り出せるか確認します。異物が目で見えない位置にある場合でも、奥まで手を伸ばすと取り出せることもあるため、思い切って奥まで手を入れてみてください。

4.ラバーカップを使用する
手を入れても取り出せない場合は、ラバーカップを使用してみましょう。ラバーカップは水を吸引する力が強いため、奥に詰まった異物を取り出せるかもしれません。ただし、ラバーカップは水を排出して吸引するため、異物がさらに奥へと流れ込んでしまうこともあるので注意が必要です。また、スマホなどの硬い異物は便器を破損する可能性もあるため、ラバーカップより手で取りだすようにしてください。

トイレに何でも流すのはNG

トイレの水流は強いため、何でも流すことができると勘違いしている人も多いようです。しかし、トイレは基本的に水とトイレットペーパーを流すことを前提に設計されているため、ほかの異物を流すと詰まりや破損の原因になってしまい、排水管から水漏れを起こすことがあります。トイレに流してはいけないものを把握し、正しく使用しなくてはなりません。

トイレに流して良いもの

基本的にトイレに流せるものは、以下の2種類です。

・トイレットペーパー
トイレットペーパーは水の中で溶ける性質のため、便器の中に流しても問題ありません。ただし、大量のトイレットペーパーを流すと排水管で詰まってしまう恐れがあるため、一度に使用する量を控える必要があります。大量のトイレットペーパーが詰まって水漏れが起きた場合は、しばらく時間が経つと分解されるため、そのまま放置しておきましょう。

・水溶性のシートや紙
水溶性のお掃除シートやおしりふき、ペットの砂などはトイレに流すことが可能です。しかし、その性質上すぐに水に分解されない製品も多いため、一度に大量に流さないよう注意が必要です。お掃除シートやペットの砂などは水溶性ではありますが、一度詰まってしまうと、トイレットペーパーのように、すぐに分解されない場合が多いようです。

トイレに流してはいけないもの

トイレに流すことはできても詰まりの原因になるため、以下の物は流さないようにしましょう。

・ティッシュペーパー
トイレットペーパーと違い、ティッシュペーパーは水溶性ではありません。ティッシュペーパーは繊維が強く結びついてほどけにくく、排水管や下水道管を詰まらせる可能性があります。

・トイレットペーパーの芯
トイレットペーパーの芯は紙で作られているため、誤って便器に流してしまっても大丈夫なように思えますが、芯が溶けることはありません。排水管や下水管で詰まったままの状態になり、そこに流したトイレットペーパーやゴミなどが詰まり、水漏れを起こすことも考えられます。

・生理用品
生理用品やおむつなどを、誤ってトイレに流してしまうこともあります。生理用品の中にはトイレに流せるタイプもあるため、うっかり間違えて流してしまったり、交換の際に便器に落としてしまうこともあるでしょう。一般的な生理用品は吸水性が高く、水に浸すと膨張してしまうため、排水管を詰まらす原因となってしまいます。

・食べ残し
生ごみや残飯などを捨てる場所に困り、トイレに流してしまうと、排水管が詰まる原因となります。食べ物には油分や塩分などのさまざまな成分が含まれているため、残飯を流すと便器の奥に沈着してしまいます。食べ残しはもちろん、カップ麺の汁や吐しゃ物などもトイレに流してはいけません。

・布や紙製品など
トイレで前かがみになった際に、胸のポケットからハンカチやポケットティッシュなどを落としてしまうこともあります。布や紙製品は当然ながら水に分解されないため、排水管を詰まらせて水漏れを起こす原因となります。

異物を取り出せない場合は水道修理の専門業者に相談を

トイレの異物が取り出せなかった場合、自分で無理に解消しようとせず、すぐに水道トラブルの専門業者に相談しましょう。きょうと水道職人は京都市をはじめ、舞鶴市や宇治市、亀岡市など京都府の広範囲にわたって、水道トラブルを解決しています。

トイレのトラブルはもちろん、キッチンやお風呂など水回りのトラブル全般に対応しているため、水道トラブルでお困りの際は気軽にご連絡ください。

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