水のコラム

キッチンの排水口が臭い!臭いの原因と解決策と予防法とは?

2021年06月17日  キッチンのトラブル

毎日家族の料理を作るキッチンは、毎日掃除をされている方がほとんどだと思います。しかし、シンクやコンロ周りをピカピカに磨いていても排水口から嫌な臭いが立ち込めてきたという経験はありませんか?

キッチンの排水口の臭いの原因は主に、排水口に溜まった食材カスや油などの汚れと、排水管から上がってくる下水の臭いの二つです。臭いが発生する過程と臭いの解消法をご紹介しましょう。

排水口に油などの汚れ

毎日生ゴミを三角コーナーに捨ててきれいにシンク内を掃除していても、お皿についた調味料やフライパンの油が、問題の原因となっていることが多いのです。排水管の中で粘り気を増し、誤って流してしまった小さな食材カスや、洗剤の石鹸カスを絡めとり、排水口や排水管に蓄積していき、雑菌を発生させてぬめりやカビになり悪臭を放つようになるのです。

そしてそれらを放置すると詰まりになり、水の流れが悪くなり、さらに悪化すると逆流などになる恐れもあります。臭いを少しでも感じたら早目に対処しましょう。

・まずは市販の薬剤で手軽に対処
市販のパイプユニッシュなど専用の洗剤を使用するのが一番効果的です。洗剤を排水口にかけて指定の時間放置してから、十分な水量で洗い流すだけで、強力な洗浄力でシンク下の臭いの原因を一掃してくれます。しかし、刺激臭がするため十分な換気が必要であるうえ、食用洗剤など他の洗剤と混ざると有毒物質を発生させるなど使用する際のリスクもあります。

それでも落ちない頑固なぬめりには刺激は強くなりますがキッチンハイターなどの塩素系漂白剤も効果的です。かなり強力で衣服につくと変色するほか皮膚への刺激も強いため、手袋やメガネやエプロンを着用し保護したうえで使用することをおすすめします。汚れとご自身のライフスタイルに合わせて最適な方法でお掃除をされてください。

・環境にも優しいく安全な方法
小さなお子さまやペットを飼っているご家庭の方は、重曹とクエン酸水またはお酢を使用するとより安全に臭いを取り去れます。ゴミ受けの汚れを掃除した後、重曹とクエン酸水を2対1の割合でかけ、その上から少量のぬるま湯を注いでください。しゅわしゅわと発泡しますので、30分ほど放置してから洗い流しましょう。臭いやぬめりだけでなく、詰まりも安全に解消できます。

下水からの臭い

シンク下がどのような仕組みになっているかご存じですか?ゴミ受けの下には、排水トラップという装置があります。キッチンではほとんどの場合椀トラップまたはベルトラップと呼ばれる形状のものが使用されています。排水口の下には封水と呼ばれる水が一定量溜まっています。こちらは下水からの悪臭や害虫の発生を防ぐ役割を担っています。

排水パイプ上にお椀を逆さまにしたような形の蓋が、ポンと乗っかっているのが椀トラップです。下水からの悪臭の場合、まず、椀トラップの取り付けが甘く下水からの臭いがダイレクトに上がってきてしまっていることが考えられます。ぬめりや詰まりの対策をしても臭いが改善されない場合は、まず椀トラップがしっかりと装着されているかを確認しましょう。

また、築年数の古いマンションやアパートなどの集合住宅では排水トラップの装置がなくいこともあります。あまりに臭いがひどいようなら、水道修理業者に連絡する前にまず、大家や管理会社に相談しましょう。指定の水道業者がいる場合もありますし、費用負担が個人か会社か約款で定められている可能性もあるため、集合住宅にお住まいの方は一度確認するのが望ましいでしょう。

封水が不足していることも考えられます。封水は旅行などで長期間水道を使用しないと蒸発してしまいます。また水を流せば解決しますから、数分間水道水を流しっぱなしにしてください。また、排水管や排水ホースに使用されているパッキンなどの部品が劣化し、隙間ができてそこから臭いが漏れている可能性もあります。

ゴム製のパッキンの耐用年数は、通常使用の場合役10年といわれています。ホームセンターなどで購入できますので、経年劣化によるひび割れなどが確認できた場合は早めに交換しましょう。作業はレンチがあれば個人でも比較的簡単に行えます。

臭いの予防のために

臭いが発生する前に、個人でできる予防策で一番は汚れを蓄積させないことです。ゴミ受けにはネットを張り小さな汚れの排水口内への流入を防ぎ、フライパンなどの調理器具はキッチンペーパーでしっかりと油を拭き取ってから洗うようにしましょう。食器の洗浄が終わったら、60℃前後のぬるま湯をシンク内に一定量流してください。付いたばかりの油や食材、石鹸カスならお湯のみで流すことは可能です。

また、菌の発生を抑制するためにゴミ受けに細工をするのも効果的です。定期的にゴミ受けや三角コーナーにアルコールスプレーをかけると、ぬめりの定着を予防できます。アルミホイルを2センチほどに小さく丸めたものをゴミ受けに置いておくだけで、イオンによる抗菌効果で菌の発生を防ぎますので、お忙しい方はぜひ試してみてください。

それでも解決しない場合は、もしかしたら屋外の排水升に詰まりがある可能性もありますから、一度確認してみてください。

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きょうと水道職人は京都市、宇治市、城陽市、福知山市、向日市、綾部市など京都府全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。トイレや浴室や洗面所、キッチンでのつまりをはじめ、水回りのトラブルでお困りの際には、ぜひ気軽にきょうと水道職人までお問い合わせください。

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