水道修理の高額請求トラブルに巻き込まれない方法

水のコラム

2021年10月02日水道修理業者

水道など水回りのトラブルで修理を依頼した際「金額が最初に提示された額と異なっていた」「見積もりにはない修理が勝手に追加されていた」というトラブルが起こる場合もあります。

水道修理などははっきりとした金額の相場がわかりにくく、業者の提示した金額や修理の方法などで何となく納得してしまいがちです。
修理が完了してしまったら変更や払ったお金の返還は難しいかもしれません。最初にきちんと確認し高額請求トラブルに巻き込まれないことが大切です。

極端に作業料金が安い水道修理業者は注意

修理費用がとても心配な水回りですが、あまりにも料金が安い水道業者には注意が必要です。水回りの修理は高額になりそうだと考えて、つい料金で選びたくなりますが、修理費用が安すぎる修理業者に依頼するとトラブルに巻き込まれる場合があります。

例えば「出張料が無料」とうたっていても、支払いの段階で高速代金や駐車料金など説明されていない料金が加算されていたという事例もあるようです。

水道修理などの水回りは専門的な知識や道具、経験などが必要です。同じ金額でも高く感じるか安く感じるかはそれぞれの感覚ですが、あまりにも安い金額で水道を修理することはできません。金額だけをみて依頼せずによく調べるようにしましょう。

電話対応の態度や内容にも注意

修理依頼や問い合わせで電話した際、対応の丁寧さで業者の雰囲気がわかることもあります。修理を依頼する側としては、とりあえず詳しい説明と出来るだけ明確な金額が知りたいと思いますが、丁寧な説明もなくすぐに契約に進もうとする態度には注意が必要です。

こちらの質問に対して明確な答えを出してくれるか、しっかりとした電話応対であるかどうか確認しましょう。
問い合わせをする時には電話応対をしている人のペースに巻きこなれないようにしましょう。知りたいポイントなどをまとめて整理しておいてから話をするといいですね。

「見てみないとわからない」は危険

業者に電話した時に「とりあえず見ないとわからないので」と言われてしまう場合があります。故障の原因は色々あるため現場を見ないと細かいところは解らないケースもありますが、電話である程度の説明をしてくれない修理業者は危険です。

水回りのトラブルは急に起こることが多く、すぐに解決しないと生活面で困るためあせってしまいますが、冷静に判断するようにして下さい。
すぐに修理してほしくて電話だけで話を進めることは避けましょう。

工事が始まる前に見積もりを確認しましょう

いざ工事が始まると見積もりが変更できない場合もあるため、工事が始まる前にしっかりと見積もりを確認しましょう。後になってから「こんな高い金額だった？」と後悔しても、見積もりを出されて契約している時点でこちらの確認不足になりかねません。

先ほど記述したように、最初に聞いていた見積もりに高速代金などが知らない間に加算されたりしていないか、しっかりチェックしましょう。最初の説明と異なっていたり聞いていない費用が加算されたりしている場合は、はっきりと業者に説明を求めるようにしましょう。

また、見積もり前に作業をしようとする業者もあるようですがトラブルの原因になります。「面倒だから」と思わずに必ず手順を踏んで作業してもらうようにして下さい。

工事中も立ち合い、追加費用について説明を受けましょう

工事中も必ず立ち合い、かかるかも知れない追加費用について納得できる説明を受けるようにしましょう。
悪徳業者では事前の説明もなく追加で部品の交換をしたり、無用な作業を追加して料金を加算したりする場合があります。

金額が追加でかかっても事前にはっきりとした説明があればトラブルにはなりません。強引な業者もあるかもしれませんが、トラブルの多くは「金額が説明と違う」「勝手に作業をされて追加料金が発生した」というケースがほとんどです。

立ち合いをし、業者の人とコミュニケーションをしっかりととれば、ある程度は回避されるので必ず立ち合いはするようにして下さい。

もし高額な水道修理費用を払ってしまったら？

もし、高額な水道修理費用を払ってしまったらどうしたらいいのでしょうか？
水道修理のトラブルに巻きこまれないためには支払いの前にきちんと確認することが一番ですが、支払い済みの場合は作業を依頼した業者に問い合わせをして確認してみて下さい。「本当に必要な作業だったのか」「費用は適切であったのか」「高額になった理由は？」等の説明をしてもらいましょう。

業者との話し合いで無理だった場合、消費者センターに相談してみましょう。クーリングオフが出来る場合もあるため、あきらめずに消費者センターに連絡してみてください。