水のコラム

あっという間に増えるコバエ!対策はどうする?

2021年10月07日  キッチンのトラブル

コバエの季節は長い

三角コーナーの生ゴミや観葉植物の土などからいつの間にか繁殖するコバエですが、繁殖期間は春先から晩秋までとかなり長いのです。

コバエは稀に体内に入ることで健康に被害を与えることがあります。
さらに、コバエが飛んでいると清潔感が損なわれてしまうため、なるべく早い対処をしたいところです。

実際にコバエが飛んでいることは、生ゴミの腐敗や排水口に雑菌によるヌメリなどが発生しているサインでもあります。
コバエに対しもっとも有効な対策は、発生しやすい環境を作り出さないことです。

今回は、鬱陶しいコバエの特長とご家庭でできる対策をご紹介します。

家庭内で見かけるコバエは4種類

コバエが発生しやすいのは気温が25~30℃、湿度が70%程度の環境です。
そのため、4月から11月までの長期にわたってコバエの発生に悩まされることがあります。

コバエ1匹の寿命は1~2ヶ月程度ですが、繁殖のスピードが速いため爆発的に増えてしまうという事態に陥りかねません。
通常コバエと呼ばれる小さな虫ですが、実はコバエというのは4種類の小さなハエの総称です。

種類によって好む環境などに特徴がありますので、その特徴を押さえておくことで対処がしやすくなります。

・ショウジョウバエ
キッチンのシンク回りでよく見かけるのが、このショウジョウバエです。
こちらは赤い目が特徴で、腐った果物や野菜、調味料、アルコールなどにたかることが多いという特徴があります。
三角コーナーやゴミ箱に生ゴミをそのまま捨ててしまうと、そこに産卵して増えていきます。
 
 
・ノミバエ
こちらもキッチンに発生しやすい種類のコバエです。
ノミバエは足が発達しており、俊敏に飛び回るだけでなく食卓やシンク回りを歩いて移動していることが多いのが特徴です。
ノミバエはさまざまな食品や腐った植物、ゴミなどに発生します。

厄介なのが、このノミバエは調理前の肉に潜り込んで産卵することがある点です。
食品衛生上、非常に問題がありますので、見かけたら早急に対処する必要があります。
 
 
・キノコバエ
細長い形状が特徴のキノコバエは、キッチンの食材などではなく、室内に置かれている植物の土に発生するハエです。
湿気が多く薄暗い場所を好む種類で、腐った植物にたかりやすいという特徴を持っています。

そのため、観葉植物などの腐葉土に混入した卵が原因で室内に発生するというケースがあります。
キノコバエは植木鉢などの土に生えるキノコなどの真菌類を餌としたり、植物の茎から養分を吸ったりすることがあり、植物に被害を与える場合もあるのです。
 
 
・チョウバエ
コバエの中では比較的身体が大きく、逆さにしたハート形のような形状をしているのが特徴です。
もともとは湿地や沼などの水際に生息していることもあり、キッチンの排水口やお風呂場などの水が多い場所でよく見かけます。

チョウバエは排水口や下水道などのヘドロから発生して排水管から室内に入り込んでくることがあるのです。
種類によりますが、チョウバエは一度に200~300個の卵を産むため、非常に速いスピードで増えていきます。

さらに深刻なのが、食品への汚染です。
チョウバエは食品に産卵することもあるため、健康への被害も否定できません。

ハエ症の危険は無視できない

コバエが卵を産み付けた食品を口にしてしまうと、コバエの幼虫が生きたまま体内に入ってしまうことがあり、その場合下痢や腹痛など、食中毒に似た症状を引き起こします。

また、泌尿生殖器を通じて体内にコバエの幼虫が侵入した場合、下腹部に痛みを感じ、血尿などの症状が出ることがあるのです。

また、コバエの危険は人間だけでなく、犬や猫などのペットにも及びます。
コバエがペットの身体についた傷口に産卵し、皮膚などを食い破って皮下に侵入してしまうケースがあるのです。

特に寝たきりで腫瘍や床ずれができている場合や化膿した傷口がある場合、下痢でお尻周りが汚れている場合は注意が必要です。
ペットが弱っている場合、自力でコバエを追い払えないことがありますのでご注意ください。

コバエの対策には小まめな掃除を

三角コーナーやゴミ箱などで生ゴミが腐っている場合や、お酒の缶を洗わずに放置した場合、排水口にヌメリが溜まっている場合はコバエを寄せ付ける原因になります。

生ゴミは袋などに入れて小まめに捨てる、空き缶はきれいに洗いって家に溜めないようにする、排水口は定期的に除菌するなどの対処を行うことで、コバエの繁殖は防ぐことが可能です。

また、市販のハエ取り剤や殺虫スプレーなどを使うことで効果的にコバエの数を減らすこともできます。
小さな子どもやペットがいて殺虫剤を使用したくないという場合は、置き型のコバエ誘引駆除剤の使用がおすすめです。

水回りのトラブルはきょうと水道職人へ

コバエが発生する原因にもなる排水口のヌメリは、放置すると排水管を詰まらせてしまう原因にもなりかねません。
排水口の詰まりにお困りの場合は、きょうと水道職人へご相談ください。

きょうと水道職人は排水口詰まりの除去のほか、蛇口の水漏れやトイレの修理など、水回りのさまざまなトラブルを解決する水道局指定工事店です。

京都市上京区、下京区、山科区をはじめ、長岡京市、舞鶴市、福知山市、城陽市、木津川市、八幡市などさまざまなエリアに出張いたします。
お困りの際は、ぜひきょうと水道職人にお電話ください。

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