水のコラム

ティッシュをトイレに流すとどうなる?つまる確率について解説

2023年01月26日  トイレ

トイレに入った直後に「トイレットロールペーパーがなかった..」そのような経験をしたことがある方もいるでしょう。その際にティッシュで代用してしまうとどうなるのでしょうか?

ティッシュをトイレに流してしまうと、つまる確率が上がってしまうことを知っている方は多くありません。そこで今回は、ティッシュを流した場合のつまる確率について解説します。

ティッシュがつまるのはなぜか

「ティッシュもトイレットロールペーパーも同じ紙なのに、なぜティッシュはつまるのか?」こういった疑問がわきます。紙は水に濡れると、直ちに破けてもろくなる印象があるかと思います。

しかし、同じ紙でもティッシュとトイレットロールペーパーでは全く別物です。同様の紙製品なのにトイレットロールペーパーとティッシュは、どこが異なるのか具体的に解説します。

2つの違い
トイレットロールペーパーとティッシュの大きな違いは、水に溶かせるかどうかです。どちらも素材は紙なので、製造工程もほぼ同じです。

ではどの辺が異なるのでしょうか?実際は、ティッシュには繊維同士を結びつけて、破れにくくする特別な薬剤が使用されています。

一方、トイレットペーパーは水に溶けやすくする目的で、でん粉が使用されているのです。ちなみに清掃アイテムで人気の水に流せるティッシュは、強力で破れにくいのに水に溶かされやすい性質をもった万能製品です。

ティッシュをトイレに流したらつまる確率

流してしまったティッシュがわずかでも、つまる確率はゼロではないです。つまるかどうかの分かれ目は、排水管や水圧の違いによっても変わってきますし、流すタイミングによってもかわります。

ティッシュでなくとも、トイレットロールペーパーのように水溶性のもの以外は、どれでもつまる可能性が高いと考えていいでしょう。

例をあげると、たとえヘアピン1本でも排水管につっかかった場合、ほかのものをブロックしてしまう場合があります。

ティッシュを流してしまった場合
ティッシュを流したあとにいつもよりもトイレの流れが悪くなった場合は、以下の方法を実践してみてください。

・40~50度程度のお湯をトイレ内に注ぐ
水よりも温度の高いお湯を注ぐことで、ティッシュの繊維質がほぐれやすくなります。このとき、誤って50〜60度以上の熱湯を注がないようにしてください。便器を壊す危険があります。

・液体パイプクリーナーを注ぐ
お湯でも溶かせなかったティッシュのつまりに対して効果を発揮するのが、液体パイプクリーナーです。軽度のつまりであればスムーズに取り除けるでしょう。使用量は製品掲載の表記にしたがってください。

つまりのサインを見逃さず早めの対処が大事

トイレつまりは何の前触れもなく、突然引き起こることも多々あります。ただ、何かしらの変化が、あらかじめ生じている場合もあります。

いわゆるトイレつまりの兆候です。この兆候を見逃さず、早急に対処すれば未然防止もできます。それでは、見過ごせないトイレつまりのサインや予防手段について解説します。

まずはトイレの内部の作りについて説明します。便器の機能には3つあり、水たまり、排水管、堰というものがあります。この水たまりは水道の業界では、封水といわれ、水を溜めておくことにより、異臭を防ぎ、防虫の役割も果たしています。

水を溜めるためには、排水管を曲がらせて水を堰とめなければならないので、便器に通じる排水管は「堰」というスペースを作り曲がらせているのです。

「堰」のところに、たくさんのトイレットペーパーなどが流れついてくると、堰の曲がりくねった箇所を通過できず、つまってしまいます。

・つまりのサイン
先述の水たまりについて、この水量が増えるのは排水管のどこかでつまりが生じており水がブロックされているからです。

その後時間が経過すると水が減少していくのは、排水管のつまり部分に水の通路があって、その部分から水が抜けているからです。

つまり、この通路が何かの拍子にブロックされてしまうと、完璧につまってしまいます。
便器内部の水がいつもより少ないときは、さまざまな理由が考えられますが、おおよそはつまりが原因のケースがほとんどです。

くわえて悪臭がするなら、つまっている部分で汚物から臭気が上がってきているとも考えられます。そのままにしていいわけではないので、直ちにつまりを取り除いてください。ちなみに、トイレを流すときにゴボ、ゴボと騒音がするときがあります。

若干、音がなるのは水を流すときに空気も同時に取り込むので避けられませんが、通常と違う音がするならつまりの可能性があります。

また騒音がしていて、水流が悪い場合は、つまりの可能性が高いです。早めに対応してください。

トイレつまりの予防対策

トイレつまりの予防策として、シンプルかつ大事なのが定期的清掃です。日常から便器の見える部分をブラシで清掃したり、薬剤を使って綺麗にしたりすることで、つまりや異臭を予防できます。

とりわけ薬剤はキーポイントとなります。使い道によって用いる薬剤にもタイプが変わってきます。

・黒っぽい汚れ
原因はカビや雑菌です。カビ汚れとしてメジャーなものです。これは市販されているトイレ用洗剤できれいにできます。

・黄ばんだ汚れ
黄ばんだ色や茶色の汚れは尿石が原因です。尿石とはシンプルにいうと、尿の一部の成分が凝固した汚れと考えてください。

この尿石は市販されているトイレ用洗剤では落とせないので、尿石専用の酸性トイレ用洗剤を用いて下さい。

どちらの汚れも正しい洗剤のタイプを使って清掃をすれば、きれいに洗い落とせます。もし洗剤のタイプや清掃方法がわからなければ、水道業者のサイト内で調べるか、水道修理業者へ直接相談してみてもいいでしょう。

また、多量のトイレットロールペーパーを一度に流さないことも、トイレつまりの予防に有効です。トイレットペーパーがいくら水溶性でも、一度に大量に流すとつまりが起きます。

普段多く使う人は2回に分割して流すなど工夫するのがいいでしょう。ちなみに一回に流すトイレットペーパーの総量は、5mほどが基準とされています。

また、清掃用シートなどの「水に流せる」製品でも、多量に流しこむとつまりを起こします。流す場合、少量だけにするか、普段のごみとして捨てるようにしましょう。ティッシュやウエットティッシュは、非水溶性なのでトイレに流さないようにしてください。

もし便器内に異形物を落としてしまったとき、そのまま流さないように気をつけましょう。例をあげると、紙ナプキン、紙おむつ、ホッカイロ、スマートフォンなど落下したものが、便器から確認できる場合は拾ってください。

また吐瀉物もつまりの原因になるので注意しましょう。基本的にトイレットロールペーパーや水溶性のペーパー類以外のものは、トイレ内に流さないように注意してください。「わずかなら平気だろう」という考えを捨て、つまり問題の予防をしましょう。

どうにもならないつまりの場合
自分でトイレつまりを直そうとしても、つまりが改善されないときは、専門の道具を用いて改善するか、水道修理業者へ依頼することになります。

もし時間に余裕があれば、ホームセンターを訪れてつまり除去のための工具を購入しましょう。
専門の工具を準備しても絶対に解消するとは言い切れませんが、つまりが解消される確率は高まります。具体的には、ラバーカップ、トーラー、真空パイプクリーナー、ワイヤーブラシなどです。

まとめ

この記事では、ティッシュをトイレに流した場合のつまる確率について解説してきました。たかがティッシュと甘くみて、流してしまいがちです。

本記事内でお伝えしましたように、つまり原因に十分なりうるものです。ティッシュの取り扱いは、注意して流さないように心がけましょう。

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