水のコラム

排水口からボコボコと音が聞こえてきた場合の原因や対処法を解説!

2023年03月23日  水回り

自宅の排水口からボコボコと変な音が聞こえてきて困ったことはありませんか?排水口からボコボコと音が聞こえてきたら、何らかのトラブルが排水口内で発生している可能性が高いため、素早く対処する必要があります。

排水口からボコボコ音が聞こえてきたら、どう対処すれば良いのでしょうか?そこで今回は、排水口からボコボコ音が発生した際に考えられる原因やその音を止める方法について解説します。

排水口からボコボコ音がする原因

排水口からボコボコと音がする原因には、2つの原因が考えられます。まず、排水口の排水管に何かしらの物がつまっている可能性が考えられます。

排水管がボコボコ音の原因である場合は、排水管の内部をキレイにすることで解消されるケースが多く、固まる前に早めに対処できるかどうかがカギになります。

また、排水管には、水や固形物以外に空気も含まれており、空気の通り道が真っ直ぐでなくなってしまうことで、空気が不規則に波打ってしまい異音を発生させているケースもあります。

空気の通り道が狭くなる症状とは逆に、空気の入り口がなくなることでボコボコ音を発生させている可能性もあります。

正常に排水するためには、水の通り道以外に空気の通り道も必要です。そのため、通るべき空気が行き場を失ってしまうと、排水しにくくなって異音が発生します。

ボコボコ音を自分で対処する方法

排水口のボコボコ音は、自力で直せる方法がいくつかあり、状況に応じて対処方法を使いわけることで素早く改善できます。

排水口からボコボコ音が聞こえてくる間は、内部でつまりきっていない状態でもあるため、なるべく早めに対処しましょう。

では、具体的にどのような対処方法でボコボコ音を改善させれば良いのでしょうか?ここでは、ボコボコ音を自分で対処する方法について解説します。

ラバーカップで対処する
トイレのつまりの解消でよく用いられるラバーカップは、排水口のボコボコ音にも効果があります。ラバーカップは、水がある程度ないと効果を発揮しないため、トイレで使用するときと同様に、ある程度水を溜めてから使うようにしましょう。

使い方のポイントは、ラバーカップのゴム部分を排水口に密着させてゆっくり押し込み、勢いよく引っ張り上げます。

水を引っ張り上げることで圧力がかかり、ボコボコ音の原因を解消させられますが、トイレと同じサイズのものをほかの水回りで使用するとなると使いにくい場合があるかもしれません。

そのため、ボコボコ音が発生している排水口のサイズに合ったラバーカップを用意しておくことで、初めて作業する人や女性でも力を加えやすく安心です。

ワイヤーブラシで対処する
ワイヤーブラシを使用することでもボコボコ音を解消させられる可能性があります。ワイヤーブラシは通常、配管の内部を掃除するためのアイテムですが、ボコボコ音の解消にも効果的です。

また、複雑な構造の排水口でも、その柔軟性を活かして作業できるため、その使いやすさが魅力です。

ワイヤーブラシを使えば、比較的奥底でボコボコ音の原因が発生していても対処できるケースが多く、まさにかゆいところに手が届くアイテムです。

ただし、ワイヤーブラシの性質から、経年劣化して脆くなっている排水口で使用すると傷つけてひび割れなどを発生させてしまう恐れも考えられるため、力の入れ方や使い方には十分注意しながら作業しましょう。

パイプクリーナーで対処する
パイプクリーナーを使用して対処することで、ほかの対処方法では解消しにくい油汚れに効果w発揮します。また、汚れを分解して除去し、つけおきができる方法なので、排水口を傷つけることなく時間も有効に活用できます。

使い方のポイントは、一箇所にパイプクリーナーを使用するのではなく、排水口全体に満遍なく使用することがポイントです。

その後、約30分放置してつけおきし、多めの水を流して洗浄することでボコボコ音を解消させます。パイプクリーナーには、粉末のものと液体のタイプがあり、排水口のサイズや汚れ具合によって使いわけるようにしましょう。

パイプクリーナーには、製品によって強力な化学物質が含まれていることがあるため、マスクやゴム手袋を装着し、安全に配慮して使用するようにしましょう。

重曹とクエン酸で対処する
重曹とクエン酸を使用することで、ボコボコ音の解消だけでなく、嫌な臭いの解消にも効果が期待できます。また、クエン酸がない場合は、食用のお酢でも代用できます。

使い方は、排水口全体に重曹とクエン酸をかけ、しばらくつけおきして汚れを浮かせます。その後、お湯をかけて流しきれば作業完了です。

お湯を流し込んで対処する
ラバーカップやパイプクリーナーが自宅になく、用意する時間がない場合は、お湯を流しこんで解消させることもできます。

除去しにくいヌメりを伴う油汚れも、お湯でふやかして浮かすことで解消できる可能性があります。ただし、状況を悪化させないために、お湯を流し込む前に、なるべく目に見える汚れを落としてから使用することを忘れないようにしましょう。

お湯は、40℃から50℃程度に温めたものを用意し、ゆっくり流し込みましょう。お湯の力を借りることで汚れはもちろん、雑菌を殺菌してくれる効果も期待できるため、排水口を清潔に保つことができます。

ただし、排水口や配管を劣化させないために、温度設定は必ず守り、ひび割れや破損などを起こさないようにしましょう。

ボコボコ音を対処する時の注意点

ボコボコ音は、さまざまな方法で対処できますが、対処する際には、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。

まず、原因を特定できないまま対処しないことです。つまりの場所や汚れの程度によって対処法が変わってくるため、間違った対処方法で作業してしまうと、状況が悪化してしまいかねません。そのため、必ず作業の前には原因を突き止め、効果的な方法で解消させるようにしましょう。

また、修理を業者に依頼することも視野に入れておくと安心です。業者に依頼することで、自力では導入できない高圧洗浄機を使用しての作業やパーツを分解しての作業も可能になります。

業者に依頼することで、安全に配慮して効果的な作業をしてもらえますが、使用する機械や工具などによって料金も変動することがあるため、なるべく安く済ませたい場合は、事前に概算で見積もりをしてもらうようにしましょう。

マンションなどの集合住宅の場合は、自分の独断で業者に作業を依頼できず、その住まいの管理人や管理会社に確認を取らなければいけない場合もあります。

管理人や周りの住民とトラブルに発展しないように、規約や作業方法を事前に確認しておくことが大切です。

まとめ

この記事では、排水口からボコボコ音が発生した際に考えられる原因やその音を止める方法について解説しました。

排水口のボコボコ音は、その音だけでは何が原因なのかを突き止めにくいため、日頃の使用状況と照らし合わせて原因を探ることが大切です。早めに原因を突き止めることができれば、排水口がつまりきる前に解消させることができます。

また、排水口からボコボコ音を発生させないためには、掃除以外に、ゴミをキャッチするゴミ受けを使用することや水や洗剤の使用量を見直す必要があります。

生活の中で手軽にできる対策を心がけ、排水口からボコボコ音を発生させないように意識しておきましょう。

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