水のコラム

トイレの詰まりトラブルを薬剤で溶かしながら解消する方法

2023年06月08日  トイレのつまり

トイレの詰まりトラブルを薬剤で溶かしながら解消する方法

「トイレが詰まっている!でもすぐに使える道具が家にない..」そういう場合に使える薬剤があります。

詰まりの程度によっては、全くお金をかけなくても解消できるケースも。

今回は、道具がなくても薬剤の力で溶かす方法を紹介していきます。

トイレ詰まりを溶かす薬剤

洗剤を使用して詰まりを溶かせると聞いたけれど、どのような洗剤で溶かせばいいかわからないという人もいるでしょう。

トイレ詰まりを自宅にある薬剤で溶かす場合は、詰まりの原因に適した薬剤を使わなければなりません。

また、いつも使用しているトイレ洗剤の中にも「アルカリ性タイプ」や「酸性タイプ」とがあり、各自溶かせる詰まりものが異なってきます。

重曹とクエン酸、お湯を使って排便と紙の詰まりを溶かす

お茶の間でもよく見られるのが、「重曹とお湯とクエン酸」のコンビネーションです。

重曹やクエン酸は、薬剤ですが、清掃でしばしば使用されているので馴染みある人も多いかもしれません。

この重曹は、料理にも使えるほど体に良いことでも人気です。

トイレ詰まりでも、ラバーカップを持っていない場合の代替として使用できます。

キッチン洗剤でも詰まり解消はできるのか

トイレ用の洗剤がない場合は、キッチン洗剤で代用も可能です。

パウダー状の洗剤を用いている人は多くないと思いますが、キッチン洗剤で代用する場合は液体タイプを使います。

ティッシュペーパーやトイレットペーパーの詰まりを溶かす手段

トイレに流せないティッシュが詰まったケースやトイレットペーパーをたくさん流して詰まらせた場合に、以下のトイレのペーパー詰まりを溶かす方法は主に3つあります。

薬剤を使用せずお湯のみで詰まりを溶かす方法

軽目の排便詰まりやティッシュやトイレットペーパーの詰まりトラブルだと、薬剤を使用せずにお湯のみで詰まりを溶かせます。

ただ、お湯を流せばいいわけではありません。

お湯の適切な温度や流す方法にポイントがあるので、その手順を解説します。

お湯用いて詰まりを溶かす作業手順

用意するものは、お湯とバケツのみです。

お湯は、「熱い湯ではなく、ぬる湯」を用います。

お湯の温度は45〜50度くらいが適温で便器の半分程度の量を注ぎます。

トイレの便器は陶器製なので、熱湯をかけると割れてしまうのです。

・バケツに便器内の汚い水をなるべく汲みとる
・お湯を若干高い場所から、便器に慎重に注いでいく
・先の工程を数回繰り返す
・60分くらい、そのままにして詰まりをほぐす

上の方法で解消しないケースは、排水管の奥側で詰まっているか紙や排便詰まり以外が原因の場合があります。

その場合は、専門業者に修理依頼しましょう。

重曹とクエン酸で詰まりを溶かす方法

お湯だけだと詰まりが溶けづらいときは、重曹とクエン酸を同時に使うと溶かすのが簡単になります。

作業手順は以下の通りです。

用意するものは、重曹とクエン酸、お湯、バケツです。

お湯は、熱い湯ではなくぬる湯を使用するようにしましょう。

熱い湯を便器内に注ぐと、亀裂が割れてしまうので注意が必要です。

用意する道具は以下の通りです。

・重曹カップ1/4
・クエン酸(お酢でもよい)100ml(カップ1/2杯)
・お湯(45度〜50度くらい)便器の半分目の量

準備作業として水位が高くなっているケースは、事前にバケツに汚い水を汲みとっておきます。

また、便器のスイッチコードは事前に抜きます。

はじめに、重曹をカップ1/4分の量をトイレ内にふりかけます。

確実に水の中に落ちるようにふりかけてください。

続いて、クエン酸を100ml(カップ1/2杯)入れます。

お湯を入れると、化学反応で泡だってきます。

その状態で60分程度そのままにしてください。

60分間そのままにしたあと、水をバケツ内に注いでやや高い場所から徐々に流しこんでいきます。

この作業で、確実に水が流れるようになれば詰まりが解決した証拠です。

この方法で詰まりが解決しないときは、トイレットペーパーや排便詰まり以外のことが原因の場合があります。

その場合は、トイレ詰まり専門修理業者に依頼するようにしましょう。

キッチン洗剤とお湯で詰まりを解決する方法

液体のキッチン洗剤とお湯の組み合わせで、トイレ詰まりを溶かす手法もあります。

ただ、100CCもの量を使用するので、人によっては勿体無いと感じるかもしれません。

キッチン洗剤とお湯でトイレ詰まりを溶かす手順

用意するものは、キッチン洗剤とお湯、バケツです。

先の項目と同じく熱い湯ではなくぬる湯を使うようにしてください。

必要な道具は以下の通りです。

・キッチン洗剤100CC
・お湯45度〜50度くらいで、便器の半分目の量

事前準備として水位が高くなっているときは、事前にバケツに汚い水を汲みとっておきます。

また、便器のスイッチコードは事前に抜きます。

・キッチン洗剤を100ccくらい便器に入れる
・ぬる湯を慎重に便器内に注ぐ
・15分程度そのままにする
・水位が下がっているかチェックして、ぬる湯を慎重に流しこむ、水が確実に流れれば終了

もし、この方法で詰まりが解決しないときは、トイレットペーパーや排便詰まり以外のことが要因の場合があります。

その場合は、トイレ詰まり専門の修理業者に問い合わせするようにしましょう。

トイレ用シートの詰まりを溶かす手段

トイレに流せるシートは水に溶けますが、ティッシュペーパーやトイレットペーパーと比較すると厚みがあるので、「お湯だけでは、難しいのではないか?」と心配になるかと思います。

こういったトイレの清掃シートが詰まったケースは、重曹とクエン酸を同時に使用することで溶けやすくなります。

トイレ用シートは重曹とクエン酸で溶かせる

トイレに流せるシートの詰まりを溶かしたいときは、お湯に重曹とクエン酸を加えて溶かしましょう。

重曹とクエン酸で詰まりを溶かす作業手順

用意するものは、重曹とクエン酸(お酢)、お湯とバケツです。

お湯は、熱い湯ではなくぬる湯を使用するようにしましょう。

熱い湯を便器内に注ぐと、亀裂が割れてしまいます。

各薬剤の分量は以下の通りです。

・重曹カップ1/4分
・クエン酸(お酢)100ml(カップ1/2杯)
・お湯45〜50度程度で、便器の半分目の量

事前準備として水位が高くなっているケースは、事前にバケツに汚い水を汲みとっておきます。

また、便器のスイッチコードは事前に抜きます。

まず、重曹をカップ1/4分をトイレ内に入れます。

水の中に確実に落ちるようにふりかけてください。

次に、クエン酸(またはお酢)を100ml(カップ1/2杯)入れます。

仕上げにお湯を入れると、化学反応で泡立ちます。

その状態で60分くらいそのままにしてください。

60分そのままにしたあと、水をバケツに注いでやや高いところからちょっとずつ流しこんでいきます。

この工程でしっかりと水が流れるようになれば、詰まり解消のサインです。

トイレ修理の料金相場

トイレ修理を業者に依頼した場合、現場の状況や詰まりのレベルによって価格は変動しますが、おおよその目安料金の一例を紹介します。

大量のティッシュによりトイレ詰まりを起こしたケース

トイレ詰まり除去のために高圧ポンプを使用した場合、2万2,000円かかります。

さらに薬剤を投入すると、8,800円プラスでかかります。

まとめ

本記事では、トイレの詰まりトラブルを薬剤で溶かしながら解消する方法について解説してきました。

詰まり除去の薬剤はスーパーやホームセンターにいくとたくさんの種類が売られていますが、かなり強力でお金もかかります。

その点、重曹やクエン酸、キッチン洗剤をうまく活用すれば節約でき、しかも体にも良いです。

長い目でみると、ナチュラル素材を使ってコツコツ清掃していく方が良いかもしれません。

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