水のコラム

水道水が濁っている!?濁り水の原因と対処方

2024年06月05日  その他

水道の蛇口を捻ったときに、濁った水が出てくる経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

日本は水道水を直接飲むことができる、数少ない国の一つです。
また京都市では、ミネラルウォーターの1.7倍の水質検査項目を設けており、世界最高水準の水道水であることを掲げています。
水道水のおいしさをPRするキャンペーンも盛んで、京都市にお住いの人は水道水を常用している人も多いでしょう。

安心安全に飲用できる水道水ですが、濁りの原因によっては飲用を控えた方が良い場合もあります。
濁った水道水は濁りの種類によっては排水管を詰まらせることや、水道管の修理・交換が必要になることもあるのです。

今回は、水道水を濁らせる原因や、水道水が濁っているときの対処法などについて解説していきます。
水道水が濁ってしまったときに参考にしてみてください。

水道水の濁りの種類

水道水の濁りにはいくつかの種類があり、濁りの状態により、対応は異なります。

赤い水(赤茶色の水)

赤水の主な原因は、道路内の水道管に発生した赤サビが混ざった水の流出です。

本来この赤水は、排泥管や消火栓から排出されますが、ご家庭でご使用の給水管に流れてしまうケースがあります。
この場合、ご家庭の蛇口から出る水が赤水になってしまうことがあるのです。

赤水を万が一飲用してしまっても、人体に悪影響を及ぼすことはありませんが、赤水が目視で確認できる間は飲用をお控えください。
無色透明に変われば、飲用が可能です。

赤水はしばらく流水させることで解消されるので、赤水が発生したときには無色透明になるまで、排水管に流さないように流水をしてください。
また、この赤水は樹木への水やりや散水に使用可能のため、バケツなどに溜めておいて再利用することもできます。

赤水が出ているときにトイレなどを使用すると、配管が詰まってしまう恐れがあるでしょう。
赤水解消のための流水時や、赤水が出ている間のトイレ使用時などは、ご注意ください。
万が一詰まってしまった場合には、業者へ連絡をしましょう。

赤水は衣服を赤色に染め上げてしまうこともあるため、洗濯には使用をしないようにしてください。

白い水

白い水の主な原因は気泡です。
気泡は水道管の工事など、水道管内の気圧が変化した際に空気が水に溶け込むことで発生します。
蛇口を捻ると圧力が低下してこの気泡が発生し、水が白く濁ってみえることがあるのです。

気泡は窒素や酸素、二酸化酸素などが構成物のため、飲用しても人体に問題はありません。
また、時間の経過とともに自然に解消するため、対処を行う必要もないでしょう。

サビが混ざっている

稀に水道水にサビが混ざることがあります。
これは鉄製の水道管に多く見られる現象で、水道管が水に長期間さらされることにより、水道管がサビてしまったことが原因です。

水道管を使わない期間が暫くあった場合や、新居に引っ越しをした際など、水道の使い初めに起こりやすく、流水を行うことで解消されます。

サビが混ざった水を飲用しても健康被害は起こらないと言われていますが、飲用はサビが出なくなるまでお控えください。
また、水道管の交換を検討することもおすすめします。

近年流通している水道管は、ポリエチレンや塩化ビニル樹脂などの合成樹脂が素材となっているものが多く、内面に樹脂塗装が施されているため、サビが起こりにくいです。

青い水

水道水が青く見えることがありますが、これは光によるものです。
水に光を当てると赤い光部分が吸収され、代わりに青い光が散乱し、この際に水が青く見えることがあります。
浴槽に張った水など、大きな容器に溜めた水が青色に見えるのも同じ現象です。

青色に見える水に危険性はないため、安心してご使用ください。

砂や泥が混ざっている

災害で断水をした後や水道管の損傷、水道工事をしているときに砂や泥が混ざった水が出てくることがあります。

地震や台風で断水した後から混ざるようになった場合、自然災害が原因と考えられますが、それ以外の場合は水道工事を近隣で行っていることや、水道管が劣化などで損傷していることが原因だと考えられるでしょう。

水道工事では、古い水道管を切断した後に新しい水道管と接続することがあり、この接続時に砂や泥が混ざってしまうことがあるのです。
また、水道管に亀裂などの損傷が生じている場合、この亀裂部分から砂や泥が入り混んでしまうこともあります。

水道工事が原因のときは、流水することで解消するでしょう。
水道管の損傷や自然災害が原因のときは、長期間水道水に砂や泥が混ざることが懸念されるため、業者に依頼をして修理や交換を行う必要があります。

水道水から異臭がする

無色透明の水道水から異臭がする場合、それは塩素の臭いです。
一般的にカルキ臭と呼ばれる塩素の臭いは、O-157などの病原性大腸菌や、コレラ・赤痢などの細菌を死滅させる塩素が使用されることにより発生します。

通常塩素の注入は必要最小限に留められているため、ひどい臭いを放つことはないですが、塩素の臭いが気になる場合には、水道水を煮沸させたり冷やすことで臭いの軽減や解消が見込めます。

水が濁っているときに気を付けること

ご家庭に給湯器(エコキュートなど)や浄水器を設置している場合、サビや砂・泥といったもので詰まってしまう可能性があるため注意が必要です。

給湯器の内部や貯水槽などの水を溜めておける設備に濁り水が入り込まないように、流入側のバルブを閉めましょう。
給湯器や貯水槽などは、必ず取扱説明書の確認も行ってください。
ご自身での確認が難しい場合、設置業者へ依頼をしましょう。
集合住宅にお住いの人は、管理会社や大家に相談をしてください。

水道水が濁っている原因が特定できないときは、京都府各自治体の水道局に連絡して相談することも良いでしょう。

指定給水装置工事事業者に依頼

ご自宅だけに濁り水が発生しているときや、濁り水が何度も繰り返すときには業者に点検や修理・交換の依頼をしましょう。

水道管の修理や交換のご依頼は、きょうと水道職人にご相談ください!

水道管の修理や交換は、京都府から指定を受けている指定給水装置工事事業者に依頼する必要があります。
きょうと水道職人は、京都府に指定を受けてる指定給水装置工事事業者です。

24時間・365日受付をしているので、昼夜問わずお気軽にお問い合わせくださいませ。
お見積もりのご相談も無料で承ります!

まとめ

水道水の濁りは、京都府各自治体のホームページに情報が掲載されていることがあるでしょう。
直近では、令和6年(20024年)1月8日に京都府桜が丘地区で発生した濁り水について、精華町のホームページに情報が掲載されています。

ご自宅の水道の蛇口から濁った水が出てきた場合、京都府各自治体のホームページで情報を確認し、解消を待つことも一つの方法です。

ご自身で濁り水の解消を行う場合、濁り水の原因によって対処方法は様々です。
ご自身での解消が難しい場合、きょうと水道職人にぜひご相談ください!

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きょうと水道職人 0120-492-315

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