水のコラム

配管からの水漏れの原因は給水管?排水管?漏れている場所ごとの対処方法【矢野】

2024年10月28日  水漏れトラブル


こんにちは、水道職人の矢野です。
 
配管からの水漏れは、給水管が原因の場合と、排水管が原因の場合があります。
原因次第で対処方法が異なるため、配管から水漏れしているときは、水漏れしている場所を特定し、適切に対処することが必要です。
 
今回は、給水管からの水漏れの対処方法についてと、排水管からの水漏れの対処方法についてご紹介します。
 

給水管と排水管のどちらから水漏れしているかを特定する


水が落ちるような音が聞こえる場合や、水道代が高騰している場合は、水漏れしている可能性があるでしょう。
このようなとき、最初に蛇口まわりを点検する方が多く見受けられます。
しかし、蛇口まわりを点検して水漏れが見つからない場合は、配管で水漏れしているという考えに行き着くでしょう。
 
配管からの水漏れは給水管だけではなく、排水管で起こっていることもあります。
正しく対処するために、どちらの配管で水漏れが起きているかを特定してください。
 

給水管からの水漏れの可能性

壁の中や床下、天井から水が落ちる音や水が流れる音が聞こえる場合、給水管で水漏れしている可能性があります。
 
給水管とは敷地内に引かれた水道管のことで、壁の中や床下、天井裏といった目に見えない場所に施工されています。
そのため、水漏れを目視で確認することが難しい可能性があるでしょう。
 
寒波の到来や積雪の後、地震・台風などの自然災害の後から水漏れしているような音がするようになった場合は、給水管が損傷している恐れがあります。
きょうと水道職人などの水道修理業者に連絡し、漏水調査を依頼しましょう。
 
京都市上下水道局では、水量が急激に増えた場合、検針時に配布される水道使用水量のお知らせに、水量増加について記載されます。
水漏れの可能性がある音がしていないときでも、水量増加についての記載がある場合には、水道修理業者に漏水調査を依頼した方が良いでしょう。
 
参考:水漏れかなと思ったら…┃京都市上下水道局
 

排水管からの水漏れの可能性

キッチンの下や洗面台の下から水が落ちるような音がしている場合は、排水管から水漏れしている可能性があります。
排水管はつまったり、経年劣化で損傷を起こしたり、地震などで衝撃を受けたりすると、水漏れするのです。
 
排水管からの水漏れが疑われる場合は、キャビネットを開け、水漏れの形跡がないかを点検してください。
 
排水管は目に見える場所に施工されている部分と、目に見えない場所に施工されている部分があります。
キャビネットの中という目に見える場所に水漏れの痕跡がないときは、目に見えない場所での水漏れが考えられます。
きょうと水道職人などの水道修理業者に連絡し、水漏れを相談しましょう。
 

水漏れ場所の見当がつかない

水漏れしているような音がしているけれど、水漏れ場所の見当がつかないケースもあります。
 
音がしている場所を点検しても異変がないときや、どの部屋に移動しても水音が聞こえる場合、水漏れの音が反響している可能性があります。
このような場合、自分で水漏れ場所を特定することは難しいのです。
きょうと水道職人などの水道修理業者に、水漏れについて相談してみてください。
 

配管からの水漏れを対処する方法


給水管からの水漏れと排水管からの水漏れで、対処方法は異なります。
 

給水管からの水漏れ

給水管からの水漏れは応急措置を施し、その後にきょうと水道職人などの水道修理業者へ連絡しましょう。
 

応急措置

給水管から水漏れしている場合、水道の元栓を閉めましょう。
これにより、給水を止められるため、給水管内部に残る水が出切ってしまえば、それ以上は水漏れしなくなります。
 
水道の元栓は水道メーターボックスの中にあるので、敷地内に埋設されている水道メーターボックスを探してください。
多くの場合、玄関付近に埋設されていますが、自宅の構造や敷地の広さなどによって、埋設場所は異なるでしょう。
また、埋設されておらず、塀などの壁面に取り付けられているケースもあります。
 
集合住宅の場合は、玄関ドア横の収納スペースに設置されています。
 
水道の元栓を閉めた後は、水で濡れている場所を拭き取ったり、バケツなどの大きめの容器で水を受け止めたりしてください。
 
給水管が目視できる場所にある場合、水漏れしている場所をタオルなどの布類で包んだり、水漏れ補修テープを使ったりすることで、一時的な止水ができます。
 

水道修理業者へ連絡

給水管が水漏れしている場合、きょうと水道職人などの水道修理業者に、必ず連絡してください。
たとえ水漏れ補修テープで水漏れが止まったとしても、一時しのぎにしかなりません。
給水管の水漏れは、水道修理業者に依頼して、修理や交換する必要があります。
万が一そのまま放置した場合、給水管の損傷は悪化し、以前よりも状態の悪い水漏れへ発展する恐れがあります。
 
また、給水管が損傷している場合、損傷している部分から不純物が入り込み、水道水に混ざります。
日本の水道水は安全に使えるように対策が取られていますが、給水管の損傷部分から入り込んだ不純物は、身体へ悪影響を与える可能性があるのです。
安全に使えるはずの水道水が安全に使えなくなるため、放置は厳禁です。
 

排水管からの水漏れ

排水管からの水漏れは、水漏れの状態により対処方法が異なります。
 

排水口の入り口から溢れている

排水口の入り口から水が溢れていることで水漏れしている場合、排水管がつまっている可能性が考えられます。
この場合、排水管のつまりを除去することで、水漏れが解消します。
 
排水管のつまりが固形物を落としたことが原因の場合、除去できる場所につまりの原因があれば、手で除去しましょう。
水漏れの原因が排水管の内部に蓄積した油などの汚れや、固形物でも手で除去できない場所まで流れている場合、自分で除去できません。
きょうと水道職人などの水道修理業者につまり除去を依頼しましょう。
 
排水口から溢れ出した水は、バケツなどの容器で汲み取ってください。
汲み取った水にごみなどのつまり原因となるものが混ざっていないときは、つまっていない排水口から捨てられます。
しかし、つまっていない排水口もつまる前兆がある場合、水を流すことでつまってしまう恐れがあるので控えましょう。
 

排水管から水が漏れている

キッチンや洗面所など、目に見える排水管が水漏れしている場合、排水管が損傷している可能性があります。
この場合、排水管の下にバケツなどの大きめの容器を置き、水を受け止めましょう。
その後、濡れている場所を雑巾などで拭き取ってください。
 
目に見える配管は、水漏れ専用テープやタオルなどの布類を巻き付けることでも、一時的な止水ができます。
ただし、排水すれば無限に水漏れが起こり続け、応急措置が役立たない可能性があります。
水漏れしている排水管を使わないように、止水栓を閉めるなどの対応もした方が良いでしょう。
止水栓は、蛇口の近くにあり、止水栓を閉めることで、閉めた部分の蛇口のみ給水が止まります。
 
応急措置が終わった後は、きょうと水道職人などの水道修理業者に連絡し、排水管の修理や交換を依頼しましょう。
排水管の損傷を放置すると、汚水が漏れ続け、衛生面が損なわれます。
衛生面が損なわれると身体に悪影響を及ぼす可能性があるため、放置は厳禁です。
 

排水管の接続部分が緩んでいる

排水管がつまっておらず、排水管に損傷もないのに水が漏れているときは、排水管のナットが緩んでいる可能性があります。
ナットを触り、しっかりと締まっていないようであれば、ナットを締め直しましょう。
 
ナットを締めても改善しない場合、パッキンの劣化が考えられます。
この場合は、ホームセンターなどでパッキンを購入して交換しましょう。
 

水道修理業へ相談

水漏れの原因が分からない場合や、水漏れの対処をしたけれど改善しなかった場合は、きょうと水道職人などの水道修理業者に相談してください。
 
また、排水管から水漏れしていることは分かっていても、修理や交換が自分でできない場所のケースがあるでしょう。
このときも、水道修理業者に連絡してください。
 
なお、排水管は地震で衝撃を受け、損傷することがあります。
地震の後から排水管が水漏れし始めた場合、地震の影響で排水管が損傷した可能性が高いでしょう。
 

賃貸物件の場合は勝手に修理しない

賃貸物件の場合、勝手に修理すると契約に反したと見做される場合があります。
 

賃貸物件の場合

賃貸物件に住んでいる方の応急措置は、水道の元栓や止水栓を閉める、バケツなどで水を受け止める、水を拭き取る程度までに留めましょう。
水漏れ補修テープなどを使って勝手に修理してしまうと、たとえそれが一時的な対処であったとしても、トラブルに発展する恐れがあります。
 
水漏れに気が付いたときは、管理会社や大家に連絡し、対処方法の指示を仰ぎましょう。
多くの場合、管理会社や大家が契約している水道修理業者に連絡し、修理という流れです。
水漏れの症状がひどく、緊急性を要する場合、その旨を管理会社や大家に伝え、すぐに修理訪問してもらえるように希望を出しましょう。
 
また、応急措置として何かできることがないかも尋ねてみてください。
管理会社や大家の指示を仰いだ上での行動であれば、原状回復費などの自己負担となる費用が発生する事態を予防できます。
 

分譲マンションの場合

分譲マンションに住んでいて、オーナーが自分や家族の場合、水漏れの対処は自分でする必要があります。
 
共有部の水漏れの対処は管理会社がするため、水漏れを発見したら管理会社に連絡しましょう。
しかし、水漏れが専有部で起きている場合、自己判断と自己負担での対処が必要です。
応急措置を施し、自分で水道修理業者に連絡してください。
 
分譲マンションでも分譲賃貸物件という、オーナーが自分や家族ではないマンションに住んでいる方もいますよね。
この場合は通常の賃貸物件と同様に、管理会社やオーナーに相談し、自己判断で行動しないようにしましょう。
 

配管の水漏れはきょうと水道職人へ!


配管の水漏れは、きょうと水道職人にお任せください!
きょうと水道職人は、京都府の各自治体から指定を受けた、安心の水道局指定店です。
 
配管からの水漏れは緊急性が高いケースが多く、すぐに修理してほしいと考えている方が多く見受けられます。
きょうと水道職人は地域密着型のサービスを提供しているため、ご依頼をいただきましたら、最短30分で現場に駆けつけます。
 
配管の修理や交換は状態によって即日の作業が難しい場合があるでしょう。
そのような場合には、応急措置をしっかりと施し、お客様が配管を使える状態に整えます。
また、配管を使う際に注意すべき点がある場合も、その旨をしっかりとお伝えいたします。
 
配管の水漏れなど、水まわりのトラブルでお困りの際は、きょうと水道職人にお気軽にご連絡くださいませ!

公式LINEアカウント始めました!お友だち募集中
お電話一本ですぐに駆けつけます!

きょうと水道職人 0120-492-315

きょうと水道職人 0120-492-315